箱雑記ブログ

色々まとめています

NEXT GENERATION×baseユニットコントアワー

ルミネ芸人+base芸人のライブ2日目。こちらはユニットコントの日。

POISON GIRL BAND/カナリア/椿鬼奴/ピース/LLR
『第7回 輝け!ゴールデンア ロー賞』

バッドボーイズ/平成ノブシコブシ/アームストロング/ハリセンボン
『当日、会議室にて』

POISON GIRL BAND/カナリア/椿鬼奴/ピース/LLR
『鬼奴と愉快な仲間たち』

バッドボーイズ/平成ノブシコブシ/アームストロング/ハリセンボン
『お葬式』

ハイキングウォーキング/コンマ二センチ/永井祐一郎/チーモンチョーチュウ/オリエンタルラジオ
『密着24時 広場にたむろする若者たち』

フロントストーリー清水/ジャンクション下林/ダイアン西澤/とろサーモン村田/中山功太/ジャルジャル福徳
『カルロス』

フロントストーリー清水/ジャンクション/天津/ダイアン/とろサーモン/ジャルジャル
『地球最後の日』

いろんな人が書いていることだけれど、ルミネNEXTのユニットコントとbaseのユニットコントアワーでは、そもそもユニットコントに対するスタンスが違うというのが明確に分かるライブでございました。
NEXTの方はたくさんの若手芸人が集まって作るお祭り企画で、baseの方はこういうことをやりたい人たちが集まってがっつり作り上げる企画。ということですね。
だから、baseを知っててがっつり作りこんだものを見ようと思ってた人は、ルミネ側のわちゃわちゃぶりにちょっとがっかりしたかも。ルミネのNEXTを知ってて見に来た人は、baseのユニットコントのクオリティにびっくりしたかも。
どちらも良いところは多々あるんですけど、やっぱり見る側としたら、がっちり作りこんでくれた物を見たい気持ちはいつだってあるのです。お祭り騒ぎだからこその笑いや盛り上がりもそりゃ堪能したいんだけれど。

私はといえば、どうやら今回もポイズン作のやりすぎ脚本は見られなかったらしいというのと(もう二度とやらせてもらえないということになっているのだろうか、ひょっとして・・・。笑)、baseでのユニットコントライブにて見られたという、ジャルジャル作のユニットコントが見られなかったことが残念でなりませんでした。特に後者。ジャルジャル・・・ジャルジャルをもっと私に。もっとたくさん彼らのネタが見たい。どうしたらいいの、この募る思い(笑)

前回も前々回も思ったことだけれど、ネタによって冗長すぎるものがちらほらあって、本当だったらもっとすっきり見せられそうなものが、色々と長くなってしまうのが見ている側としても若干しんどかったりして。それこそお祭りですから、そんなのもアリなのかなーと思うのだけれど。
その点、base班のコントはどちらも無駄がなくて楽しかったー。やっぱり作りこみ方によるのだろうか。

好きだったのは、①③⑦。①はオチだけが失策という噂(笑)なぜあそこまでやっといてあの落とし方にしちゃったの(笑)安達&又吉のありえない文科系女子プロレスラーキャラも笑ったし、何故か出来もしないスケボー少年に扮した吉田さんも訳分からないし、でも一番ありえなかったのは関取兼AV男優の阿部さんのやりすぎ感だったに違いない(笑)あんなもんで爆笑してる自分は本当にどうかと思うわけですよ!
③はひたすら素敵だった奴姐さんに乾杯。キワモノ演芸でも歌い上げていた金ソング、改めて聴いて大笑い。最後踊り狂う奴姐さんにやっぱり大笑い。あと、綾部+安達の昼メロばりの濃いキャラ設定が見事で見事で。特に安達さんの女教師はいろんな意味で拍手喝采。「うそおっしゃい!」ってその言葉チョイスが最高。
⑦はユニットであることをうまく利用したオムニバス形式で、それがまた楽しいのでした。というか個人的にはもう、久保田さん率いる白装束組がもうどうしようもなくツボだった。福徳くん(だよね?どうしよう自信ない)の唐突な君が代に撃沈。なんかよく分からないけどすごかった(笑)
⑥は、すっごくすっごく面白くて、ひたすら笑ったのだけれど、西澤さん扮するカルロスのウザさが、もう本当にリアルに腹が立つくらいうざくてうざくて、コントが進むごとにどんどんイライラしてむかむかして、要するに完成度がえらく高かったということに他ならないのですが、あまりのうざさのリアリティに、笑いを通り越して本当にむかついてしょうがなかったのです(笑)もうちょっと手加減していただいてもよかった(笑)
あと、このコントにおける村田さんと功太のやり取りがかなり好きでした。功太はああいうのやらせたら本当に上手だなあ。村田さんと喧嘩しそうになるシーンで、「やんの?」と口で喧嘩売りながら表情が満面の笑みだったところとか、いろんな意味でうわーとなった(笑)

NEXTのユニットコントはもっと狭い会場の方が良いというお話をあちこちで目にしたのですが、個人的には、ハコよりも出演者をもうちょっと縮小してやる方がいいかな、と思ったのでした。あの人数はまとめるだけでやっぱり大変、そろって練習なんて機会はどうしても限られてくるし、意識の違いもモチベーションの違いもあれだけ人数が居たら差が出てきて当たり前のような気がするなあ。
時間的余裕よりはモチベーションの方が大事なのかも、というのはカリカのレインボーアタックを思い出して考えました。カリカって、家城さんて、そう考えると偉大。

東京ではなかなか見られない大阪の芸人さんの凄みが分かる素敵な企画。
こういう交流戦はもっとたくさん見てみたいです。出来れば若手だけじゃなくて、もうちょっと上の先輩たちの交流戦もぜひ。