箱雑記ブログ

色々まとめています

ポツネン

KENTARO KOBAYASHI SOLO CONTE LIVE『ポツネン』行ってきました。
当日券で滑り込みました。なんとか座って見ることができてよかった。
しかし長いタイトルだ(笑)

本当に小林賢太郎という人は、パズルとかそんなものが大好きなんだなあ・・・と。
そういうものを、面白い要素として気付くところが凄いのだと、私の友人がいつも言いますが、本当に。

たとえば私は、ラーメンズで何が一番好きかと言えば、鯨でありATOMなのです。
ラーメンズが好きだと思う要素は色々あるけれど、どれか選べと言われたら、「言葉選び」と「仕掛け」と「ストーリー」です。
ラーメンズにおいては全てが堪能できる中で、今回のポツネンでは「仕掛け」というかパズル要素に重点をおかれたライブになってましたね。
だから、ちょっと物足りない、だけど嫌いじゃない、という結果です。だって楽しかったもの。
そして、ソロライブがラーメンズ本公演と比べて物足りないと感じるのって当然というか。だってそもそも一人足りないんだもの(笑)
で、そんなの本公演と別の何かを比べるもんじゃないと頭では分かっていつつも、私は結構見る前から、「物足りないんだろうなあ」と思っていたので、逆に思っていたよりいいものを見た!と思いました。
この感じを見ていない友人に説明する際、私が一番お笑いに求めるもの(お笑いに限らないかもしれないけれど)って、言葉選びと意外性だってことが前提なんだよ、という話をした覚えが。それで、言葉選びの点はそうでもなかったけれど、意外性の点はかなり満たされたよ、と。
つまりは、意外性を楽しめる人なら、きっとポツネンは楽しめます。

しかし、このところ見ている側がラーメンズや小林さんに求めるものがどんどん多様化しているような気がする。私自身がそうだからかもしれないけれど、それはつまり、そうした多様な要求を満たせると思われるだけのものを、今まで彼らが築き上げてきたってことなんでしょうね。
そういうことが単純にすごいと思うわけです。ふり幅が広いというか。