箱雑記ブログ

色々まとめています

我こそは新橋のマタドールなり!

カリカベストライブ『モノクロアタック〜白黒攻撃』。
タイトルからして完璧。

当初の予定では2日目の土曜日のみ参戦予定でしたが、初日に時間をもてあましていたのと、ルミネ公式の空席情報に「座ってご覧になれます。」と記述があったのとで、これは行けってことかなあ、と思って足を運んだのでした。

 1.チェンジ(23日)/能(24日)
 2.放送禁止用語
 3.新宿池
 4.笑い袋
 5.無視された言葉
 6.怪物家城
 7.放送解禁用語
 8.帰ってこい!

そういえば、2、3年くらい前に一度目黒の方でベストライブをやっていたような気がするのですが(別のライブがかぶって行けなくて、後でレポを見て行けなかったことを死ぬほど後悔した記憶が)今回のベストライブは、それ以後のベストコント集だったのかな?
個人的に、見たことがなかったのは「チェンジ」「放送禁止用語」「放送解禁用語」「怪物家城」。放送二部作は、私は行けなくて友人が見に行ったカリカコント2でやったんだったかな。
なので、半分知ってて半分知らないという状況でしたが、もう知ってるとか知らないとか関係ない勢いでとことん笑いました。
なんだろうなあ、あの見事なコントの数々。
世界観とキャラの濃密さと奥行きにまず目が行くけど、結局カリカのコントで何が一番私の中に刺さるかといえば、まず根底にある発想のかっとび方と、それに説得力を持たせてしまう舞台設定と展開の妙かなあ、と考えました。
こんなこと言うのはアレかもしれないけど、ものすごく練られてる上に、ものすごく練習してるような気がする・・・。
ひとつひとつのコントの奥行きが見事で、その上で勢いもあって、言葉遊びもたまらないところをついてくるし、キャラは守るし、頭もおかしいし(笑)いろんな意味で言うことが無い。
「新宿池」を見るのはカリカコント1以来だったのですが、あの時も見事すぎて大絶賛の気持ちでいっぱいでした。これを改めて見ることができてよかった!
放送二部作も、もう私には見ることがかなわないのかなーと思っていたのでカリカコント2時にネタバレを見ていたのですが、こんなところで改めて見ることが出来るなんて!ネタバレしなきゃよかった自分!(笑)
最後の漫才(の皮をかぶったコント)は、家城さんの「脳のどこらへんを使ったらそういう発想が出てくるの?」というカリカの根っこを味わうのと同時に、カリカの巻き起こす熱気みたいなものも見れて、なんたる贅沢。
そういえば今回のライブ、林さんの名言が多すぎでした。「まあまあだったよ」「ごめん店長だよ」「俺はパワフルだからな」等々。「待ってろよ、日本経済」は林さんが言ったわけではなかったかな(笑)

3日目の1本目は何をやったのかなあ。
「チェンジ」を見て、そういえば「ファミレス」って最近やってるのかな?なんて思い出したり。
「能」を生で見るのは本当に久しぶりで、堪能。歌長すぎたけど(笑)

幕間を埋めるカリカにゆかりのある芸人さんのカラオケも楽しく。
5GAPの久保田さんは、演歌風の着物をいくつお持ちなのか(笑)
そういえば開演前の諸注意も、1日目は分からなかったけど、2日目はノブシコブシの吉村さんだったなあ。直前まで吉村さんの話をしてたところだったからタイミングのよさに笑ったものです。

そんなこんなで、非常に贅沢なベストライブでございました。